タルトゥ大学
かなり更新が遅れてしまいました。皆様、お元気でしょうか。
9月中旬から朝晩の気温が2度から10度と寒くなってきました。
10月に入った今では上旬から紅葉しはじめ、公園や小さな散歩道は黄色い絨緞のようです。
タルトゥに来て早54日。生活に必要な書類なども済ませ、もうすっかり留学生活に慣れてきました。今は大学の講義、図書館でピアノの練習、友達と遊ぶ、自炊をすることが日常。
さて、今回はそんなタルトゥ大学のお話。
タルトゥは10万人弱の人々が住んでいる第二の都市であり、そのうち15,000人以上が学生。学問の都とも呼ばれるだけあり、タルトゥスマートシティプロジェクト(SmartEnCity)を企業や学生、教授を巻き込み進めています。私が履修しているMarketing Managementでは、タルトゥがスマートシティとして認識されるためには、どのようなもの取り入れればよいかなど、アイデアをグループで発表する課題があります。
タルトゥは街全体が大学施設と思えるくらい、市内のあちこちにタルトゥ大学の施設があります。(未だに「ここも大学施設だったのか!」と発見することも。)
今日はそんな私が講義でお世話になっている施設をお見せいたします。
まずはこちら。メイン通りの市庁舎の奥に進んだところにあるこの建物。
ここでは主に言語を学ぶ施設です。20言語がエストニア語で開講され、12言語が英語で開講されています。ロビーにはグランドピアノがあり、休み時間か夜8時以降に自由に弾くことができます。私は図書館が開いていない毎週日曜日によくここのピアノを弾きに行きます。
そしてお次はここ。急な登り道を歩き、天使の橋 (Angel's Bridge)をくぐって見えるこの建物。
ここは社会科学部の施設。ここで行われる講義の履修取り消しをしてしまったので、もう入るとすれば留学で必要な手続き書類を集める時だけ。1階の奥には大きなソファがあり、学生がくつろげる場になっています。
さてさてお次は社会科学部の施設の後ろに見える建物。
ここは正面から見て左が教育学部、中央がアートや音楽、右が多分学生サポートセンター(?)。ちなみに私が一番好きな建物。建物内の廊下や階段は狭くて通りにくいけど、外観が素敵。大学施設の中で一番古い建物らしく、何度も改装されたそうです。数年前までは医学部で、近くには使われなくなった火葬炉があります。
次はこのサーモンピンク色の建物。
何の建物かは忘れました。ここが私の授業の中で一番遠い建物。といっても寮から20分くらい。早朝、タルトゥ大聖堂を通り過ぎながら向かうここまでの通学路は最高。
あと一つ、忘れちゃいけないのがこの施設。
ここはUniversity of Tartu Art Museumがあるところなのですが、実際中に入って右に進むといろいろな授業が開講されているようです。音楽だったりビジネス系だったり。私はここの割と広い教室でマーケティングを学んでいます。それから、国際センターがありますのでわからないことがあればそこに直行しましょう。9月上旬は毎回いろんなことを聞くためにお世話になりました。
補足ではありますが、大学図書館のMusic Collecionというルームには、ポップ、ジャズ、クラッシックなどたくさんのCDや、YAMAHAの電子ピアノがあります。ピアノはヘッドホンをして弾くため、いつでもだれでも気軽に弾くことができます。
私はピアノを弾くためにほぼ毎日図書館に行きます。最初は一人楽しく弾いていたのですが、最近はそこで知り合った友達にスケールを教えたり、好きな曲やミュージシャンについて語り合ったりと、おかげで共通の趣味をもつ友達がたくさん増えました。
今回はここまで。読んでいただき、ありがとうございました!