エストニア留学日記。

女子大生が送るきままな留学のお話。

covid 19の状況 その4。

ご無沙汰しております。皆さん体調はいかがでしょうか。

nakabeniです。

 

気づけば5月、帰国まであと64日。

全く帰国したくないほどにエストニアが大好きになりました。でも、現実をみようと、帰国まであと何日か知らせてくれるカウントダウンのアプリを入れています。

去年の8月は、親元離れての初めての生活が慣れなくて、クラスも始まらなくて友達ができなくて焦って、来て早々戻りたいわ~って、思いながらカウントダウンを毎日眺めてたっけな。まだ300日もあるんかいなーって先は長いなって感じで。

でも、時間は瞬く間に過ぎていきました。今はエストニアが大好きで、たくさん友達もできて、カウントダウンを何カ月もの間、見る事を恐れていたけど、時々恐る恐る覗いて、毎回時の速さにびっくりする。

 

私は後悔なくここまで過ごせてきたのかな。留学の意味を見いだせているのかな。

たまに不安になる。

 

さて、つぶやきはここまでにしておいて、今回はエストニアのコロナの状況と、私の寮の状況を報告いたします。

 

先々週くらいまで、警察や保健所の方にお世話になった私の寮。3階のフロア以外は既に外出可能でしたが、世間の目も気になり、アジア人で良くも悪くも目立ってしまうので、なるべく外出はしないようにしております。

3階のフロアは陽性だった人、陰性だったけど、濃厚接触した人で固められました。

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3階に住む人は、外出禁止令が出されていたため、他の階に住む外出できる学生に欲しいものを頼んで、買ってきてもらって、寮の管理人などを通じて届けてもらうなどしていました。(一応3階の人のみ、毎日3食配給されるのですが、どうしても、サラダとかお菓子は配られないので。)

そして、自由に外出できない学生も、外の空気を吸えるように、テープで外出できる指定区域内なら歩けるようになっていました。(それだけでも身分証の提示をするように命じられました。)

 

その後、4月末に3階のフロア全員が再検査され、以前陰性だったけど、今回陽性だった学生が2人確認されました。新たな感染者と、引き続き濃厚接触者は外出自粛要請をしております。この時から、警察と保健所の方は寮から完全撤退したのか、一切姿を見なくなりました。今はロビーに複数消毒液が備えられており、寮出入りの際自主的に使用するようにという雰囲気です。

 

そんな私、お絵描きが趣味なので、この4月からデジタルペイントを始めました。

もともと、日本でグラフィックレコ―ディングという、リアルタイムでディスカッションやプレゼンテーションの内容を絵に描き起こすという小さなお仕事をさせて頂いたのですが、デジタルはなんか難しそう、と一切経験ないのですが、外出自粛期間中に新しいことを始めてみようとした次第です。

 

こんな感じで、おうちでの過ごし方と、寮をサポートしてくださった保健所と警察の方への感謝のメッセージなど...やってみると結構楽しい。

 

なんとなくSNSで投稿してみたら、タルトゥ大学の公式SNSやTartu Postimeesさんにもシェアしていただき、たくさん嬉しいメッセージをいただきました。

 

いろいろ絵で感謝や幸せを可視化するって、面白いなっと始めてみて感じています。

 

それでは、今日も素敵な日々をお過ごしください。

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ちょっと前に撮ったタルトゥ大学の植物園の様子。