エストニア留学日記。

女子大生が送るきままな留学のお話。

エストニアで揃えるもの。

お世話になっております。nakabeniです。

 

講義が先月、今月で最後という科目が多く、これから試験がぼちぼちやってきます。

タルトゥのメイン広場(Raekoja Plats)では大きなクリスマスツリーと色々なものが中で展示している小屋ができてきました。(クリスマスツリーの点灯式は12月1日にありました)

もう年末なんですねぇ。今年の12月下旬はルームメイトのロシア人の子とフィンランドへ小旅行、そして別の友達とタリンのクリスマスマーケットを見に行く予定です。

 

さて、今回は留学生向けに、エストニアに着いたらそろえておくべきもの、持ってきてよかったものを紹介いたします。

 

エストニアに来てそろえておくべきもの。

タルトゥに来て備えておくべきものについては、タルトゥ大学の留学生向けオリエンテーションで詳しく説明されます。また、以下のタルトゥ大学留学センターが作ったサイトの"Arrival ABC"というページから確認できます。ご参考までに。

https://sisu.ut.ee/gettingstarted/arrival-abc

 

1. Estonian ID Code

Estonian ID code は non-EU citizenの方でD-visaを取得された方に必要となってくる11桁のコードです。強制ではありませんが、交通機関の割引を受けたり、かかりつけの医師に登録したり、ショッピングカードを作る時だったり、現地の銀行口座を作る時だったり、他様々なサービスを利用する時に必要ですので、早めに取得しておくといいと思います。

場所はTartu County Government (Tiigi 12)で取得可能です。

パスポートと申請書を提示するだけなので、10分もかかりませんでした。

申請書は以下のホームページからダウンロードして事前に記入しておくか、訪問した際窓口で書くこともできます。

https://www.workinestonia.com/coming-to-estonia/personal-id-code/

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*ID Codeとは別に、Estonian ID-cardというものがあります。これはEU citizensの方対象で、D-Visaを持っている方は留学中必要ないと思います。ただ、現地で口座を作る際、ID cardを提示してくださいと聞かれるかと思いますが、持っていない場合でも適切に対応してくださるので大丈夫です。

2. Tartu Bus Card

こちらはもちろんバスに乗車する際や、町のあちこちにあるPrint in City というプリンターをこのカードで登録して使用するなど、便利なカードです。Kioskで2€で購入できます。また、プリペイドカードですので、同時にいくらかお金をチャージしておくと良いと思います。タリンの路面電車やバスでもこのカードで乗車できます。バスカードのウェブサイトでID codeを入力すると、料金が割引されます。

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*Print in City の使用については、このバスカードからお金が落とされるわけではありません。Print in cityはそのサイト上でカードでお金をチャージするか、現金支払い(Riia 24aで可能) になります。ただ、私がカード支払いで試したところ、PayPalの登録画面に飛んでしまい、ややこしくなってしまったので、個人的には現金支払いをお勧めします。また、バスカードを登録しなくてもできるらしいのですが、私はよくわかりません...。

ご参考までにPrint in Cityのサイトを添付いたします。

https://ee.printincity.com/

 

3. ショッピングカード (Rimi, Coop, Kaubamajaカードなど)

こちらはショッピングする時に使用するといろんな商品が割引されるに便利なカードです。特にRimiカードには毎日お世話になっています。Rimiカードを登録しておくと、普段のRimiカード持っている方対象の割引商品はもちろん、自分が買ったものに応じて自分にだけ割引される商品がでてくるなど。時には4€くらい安く買い物が済ませられます。また、使用時に割引とは別に毎回Rimiポイントがたまり、好きな時にポイントを使って安く商品を購入することができます。例えば、1€の牛乳も、ポイントを使うと1セントで買えちゃいます。

 

このようなショッピングカードは大体1€で購入できます。すぐに元が取れちゃう。

Rimi cardは必要ありませんが、CoopやKaubamajaカードはEstonian ID codeの記入が必要です。

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4. ISICカード

こちらはInternational Student Identity Cardというもので、いわゆる国際的に使える学生証です。タルトゥ大学からは学生証を提供されないため、タルトゥの学生はみんなこのカードを持っています。これを持っておくと、近くのレストランや、海外の博物館などが割引されます。たとえば、ロシアのエルミタージュ美術館は一般700ルーブル(1200円 2019年12月17日現在)かかりますが、ISICカードを提示すると無料になります。

1年間有効で7.5€、2年間13.8€かかります。このカードは現地の銀行口座があればそこで支払うことも可能ですし、タリンのオフィスで支払うこともできます。でも、銀行口座を作らなくてもタルトゥで支払うこともできたらしい。みんなどうやったんだろう。。。多分、ISICカードを作りたいって大学のDean Officeに言えばよかったのかなぁ。タルトゥ大学留学センターはこれについてはあまり詳しくなさそうです。

 

ご参考までに、ISICの作り方が記載されているページを添付いたします。

https://www.minukool.ee/en/for-the-applicant/cards/isic-student/

 

5. ビタミンD錠剤

エストニアの天気は曇りか雨。10月くらいから日照時間も午前9時~午後15時くらいまでと短くなってきて、太陽光を浴びる時間も限られます。また、お魚もエストニアでそんなに食べないので、ビタミンDをとれない環境です。

聞いた限りエストニア人の友達みんな、ビタミンD錠剤を飲んでる模様。もちろん強制ではないですが、体調管理のためにあるといいのかな、と思います。

こちらは薬局で購入しました。120粒3か月分入って10€。これでエストニアの冬を乗り切ります。

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いかがでしたでしょうか。実際、以上のものが揃っていなくても、生活が困ることはありませんので、ご自身の判断でいらないもの(個人的にはESNカード。ESN主催のイベントが割引されるカード。)や必要なものを判断してそろえていくのが良いと思います。

 

少しでもお力になれたら幸いです。

近々、日本から持ってきてよかったものを紹介しよかなと。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは今日も良い一日を!