エストニア留学日記。

女子大生が送るきままな留学のお話。

COVID-19の影響。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。nakabeniです。

皆さんご存じの通り、コロナウイルスの感染はヨーロッパ各地、エストニアにも強く影響が出ております。

 

先々週あたりに2,3人見つかって、「まだ大丈夫だろう」とクラスメートや教授の方々もおっしゃって安心していたのも束の間、3月12日にタルトゥ大学医学部生が感染していたことを発表、現時点ではエストニア国内感染者数は225人、タルトゥは12人です(3月17日、午前10時)。

首都タリンのHarju県が73人、サーレマー島のSaare県が57人とこれら2つの県が主に感染拡大している模様です。

 

外務省の感染症危険情報が発表するページで、エストニアはレベル2まで急に引き上げられたことにより、日本の大学からも帰国を示唆するメッセージをいただきました。

 

私のチェコのルームメイトは既に帰国。もう2人アメリカ人の子も近々帰国する予定。ちなみに彼女は焦って帰国したので、寮においてある彼女の荷物は他のフラットメイトと一緒に片づけて彼女のもとへ配送します...。焦んなや。

 

正直、急すぎてううむ.....。帰りたくねぇ

 

これからは、E-learning、カリグラフィーの練習、ブログの更新、最近エストニアで流行りだしたけん玉を友達に教えたりして過ごす予定なのですが、どうなることやら。

 

エストニアは今日から国境封鎖、タルトゥでは数日前から大学施設はもちろん、図書館、カフェ、博物館、プール、サウナ、文字通りスーパー以外は全て閉鎖されます。

 

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皮肉にも、タルトゥは快晴が続いております。

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ここは2月から新しくできた大学施設(Delta)のカフェテリア。普段ならたくさんの学生さんや教授で賑わっている共同エリアも、開講最終日は閑散としていました。タルトゥ大学は、先週金曜日が教室での最後の授業で、5月1日までE-learningが始まります。

 

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これからスーパーの様子を見に行ってみましょう。途中のこの道も普段なら、みんな登校や散歩でたくさん人が歩いているのですが、今では悲しい雰囲気が漂う。

 

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スーパーのCoopでは、トイレットペーパーや消毒剤などの買い占めなどの様子は見られませんが、お肉、生鮮食品は品薄状態が今後も続きそうです。ただ、そこまで困った状況に追い詰められているわけではありません。今のところ。

 

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大体のカフェは閉店していますが、GustavとWernerという大学近くの創業125年のカフェは続いている模様。環境を変えて、1人で気分転換。宿題を済ませます。寮だけにいると、頭もさえないし、勉強のモチベーションも下がってしまいます。

 

この時期、日本へのフライトのチケットは片道20万円以上するものしかないし、帰国しようにも金銭的にも精神的にも大変です。 

 

 

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最近の雲の様子。綺麗。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

みなさんも、体調に気を付けてお過ごしくださいませ。

 

これからもし、帰国が確実になったとしても、これまでのエストニア、ヨーロッパ旅行記や日々の生活の様子など、まだまだ伝えきれていない情報を、皆さんにお伝えできればよいなと考えております。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。