エストニア留学日記。

女子大生が送るきままな留学のお話。

タルトゥのクリスマスとお正月。

みなさん、あけましておめでとうございます!

今年も留学している間になるべく多くエストニアの情報を発信していこうと思っていますので、何卒これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

12月19日に1学期の授業と試験がすべて終わりました。(授業の取り方によっては1月にもテストや授業があります)1学期だけ留学している学生さんたちはこの時期に帰ってしまうので、みんな泣く泣くお別れ。私は2学期もここで勉強しますので、時間がある間、日本の大学に送る留学レポートや旅行などします。(本当はインターンシップもしたいなぁと思っていたんだけど。)

12月はタルトゥの旧市街で小さなクリスマスイベントがたくさん始まります。

 

今年のイベントはこんなスケジュールでした。以下のリンクからご覧いただけます。

https://joululinntartu.ee/en/

 

中でも見に行ったイベントは、サンタクロースと行うゲーム大会。

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15時ごろ、サンタさんがいっぱい広場まで行進してきます。

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そのあと、子供たちにリンゴを配り始め...

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子どもも大人も一緒に準備体操をして、玉入れならぬ、かごに小さなプレゼントをどれだけ入るかゲームをしたり、プレゼント型のカーリングをしたりしていました。

なんて平和なクリスマス。街のみんなが一緒になって楽しむ風景を今まで見たことも想像もしたこともありません。

あと個人的に行ってみたかったイベントはダンスフェスティバル。

みんなが輪になってエストニア伝統ダンスを音楽にのって踊るっていうもの。来年エストニアに留学する方々!私はうらやましいなんて思ってませんよ。

 

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景色はこんな感じ。小さな小屋にはTartu AHHAAミュージアム(科学博物館)やシアターの作品が展示されています。ドイツやハンガリーみたいに、豪華なクリスマスマーケットじゃないし、モノが売っているわけでもないけど、こんな素朴なクリスマスもいいよね。有名なKissing Statusの2人は赤いマフラーを巻いています。

 

12月24日は Deceleration of Christmas peaceといって、市長さんと聖職者さんが平和なクリスマスになることを宣言する日です。右の写真はペイプス湖で獲った魚のスープ。

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エストニアのクリスマス料理はこんな感じ。

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かぼちゃのピクルスに、ブラックソーセージ、レタス人参の酢漬け(?)、レバーを塗ったパン。ソーセージにベリージャムを塗っていただくのがエストニア流。右の写真は豚肉に衣がついたもの。めちゃめちゃおいしかった。お正月に頂く料理もこんな感じだそうです。

 

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こうしてエストニアでの最初で最後のクリスマスは終了。

 

お正月は

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他のヨーロッパ国々と変わらず、花火がいろんなところで上がっていました。

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そしてみんなこれから飲むぞとばかりに、たくさんの人で賑わっています。

普段こんなに人が集まる旧市街風景は見られないので、かなりびっくり。

私は友達と一緒にショットを一杯飲んでから撤収。

にぎやかな声は寮の通りまでも聞こえます。2019年、本当にいろいろあったけど、タルトゥで年を越してよかったなぁ。

 

今回はここまで。皆さんも良いお正月をお迎えできたこと、よい年になることを願っています。

それではまた!!